ニュース 金融 作成日:2019年4月17日_記事番号:T00083033
格付け会社フィッチ・レーティングスによると、台湾の資本市場では上場投資信託(ETF)のシェアが2018年第4四半期に30%に達し、世界で最高だったことが分かった。2位以下は日本、米国、アイルランドの順だった。17日付工商時報が伝えた。
台湾における18年末現在のETFによる資産運用額は7,392億台湾元(約2兆6,800億円)で、さらに19年1~2月には1,803億元、3月には417億元増えており、4月末には1兆元の大台に乗るとみられている。
3月末現在での内訳は債券投資型のETFが5,682億元で全体の59%を占めた。3月にはETFの売買代金が過去最高の2,880億元に上った。
フィッチは要因として、▽世界的なミューチュアルファンド(オープンエンド型の投資信託)の成長持続▽台湾の保険会社がポートフォリオにETFを組み込んでいる点▽台湾でのETFの高いシェアに魅力を感じ、海外からのETF商品の発売が相次いでいること▽監督法規改革で、機関投資家のポートフォリオが変化したこと──を挙げた。
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