ニュース 電子 作成日:2019年4月18日_記事番号:T00083049
国家通訊伝播委員会(NCC)は17日、遠隔地を十分にカバーできていない通信キャリアが競合キャリアのネットワークを借り受けてサービスを展開することを認めることを決めた。18日付聯合報が伝えた。
業界では亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)が既に台湾大哥大(台湾モバイル)のネットワークを一部借り受けているが、今回の政策は亜太電信の手法を追認したものだ。NCCはこれまで亜太電信によるネットワークの借用は違法だとして、同社と台湾モバイルに罰金処分を複数回下していた。
NCCはネットワーク共用条項を盛り込んだ電信管理法案を立法院に提出済みだが、まだ成立に至っていないため、今回の政策決定で過渡期を乗り切る構えだ。
NCCによると、通信キャリアが競合キャリアのネットワークを借用する場合、自社ネットワークの建設を一定比率で完了していることと、事業計画書の変更認可を受けることが条件になる。
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