ニュース 電子 作成日:2019年4月18日_記事番号:T00083051
行政院は17日、通信キャリア最大手、中華電信の鄭優董事長(65)の退任と、後任として謝継茂総経理(64)を昇格させる人事を決定した。鄭氏は昨年10月に定年の65歳を迎えていたが、政府によって任期が延長されていた。18日付工商時報が報じた。
董事長退任が決まった鄭氏(右)と後任の謝氏(左)。謝氏は「中華電信の組織を信頼している」と語る(17日=中央社)
謝氏は今年6月に定年を迎えるが、▽中華電信での社歴が40年を超える▽労働組合や業界関係者との関係が良好▽第5世代移動通信(5G)事業に精通している──との理由から、蘇貞昌行政院長が後任に指名した。
鄭氏は2016年12月に董事長に就任後、マルチメディア・オンデマンド(MOD)事業に注力し、今年、14年間続いた赤字を黒字転換させた。中華電信のMODサービスの契約数は就任当時の130万件から台湾最多の205万件に拡大した。また、4Gインフラの整備にも力を入れ、通信品質の向上にも力を入れた。
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