ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月18日_記事番号:T00083059
総経理が特別背任の疑いで逮捕されるなど大揺れの飲料メーカー、大西洋飲料の関連企業が運営するファストフードチェーン、ロッテリア(儂特利)の銀行口座が裁判所に凍結され、従業員の賃金を支払えない状況に陥っていることが分かった。18日付蘋果日報が伝えた。
従業員が同紙に告発したところによると、4月15日に支払われる予定だった3月分の給与が何の告知もないまま未払いになっているという。
同紙の取材によると、同社は「資金が凍結されたため、賃金が支払えなくなっている。従業員の生計に影響するため、裁判所に資金の一部凍結解除を申し立てた」と説明した。ただ、凍結解除が認められるかどうかは不透明だ。
ロッテリアは韓国系ファストフードチェーンで、1986年に震旦行(オーロラ)が台湾に展開、99年に旭順食品が経営を引き継いだ。旭順食品は今回背任事件の渦中にある大西洋飲料の株主で15.74%を出資している。ロッテリアは近年業績不振で、店舗数が4カ所にまで減少していた。
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