ニュース 運輸 作成日:2019年4月18日_記事番号:T00083060
18人が死亡した昨年10月の台湾鉄路(台鉄)の特急列車プユマ(普悠瑪)号脱線事故について、交通部は16日、列車を運転していた尤振仲容疑者(保釈中)、交通部台鉄管理局(台鉄局)の歴代局長3人、現場責任者ら26人を含む計30人の処分案を行政院に提出した。尤容疑者には列車の運転資格の永久剝奪処分が科される。18日付蘋果日報が報じた。
尤容疑者の処分理由は、▽ブレーキに圧縮空気を送るエアコンプレッサーが故障していたにもかかわらず運行を続けた▽速度超過時に自動でブレーキを動作させる自動列車防護装置(ATP)をオフにした▽マニュアルに従って問題を発覚直後に報告しなかった▽減速せずに事故現場の急カーブに進入した──などが挙げられている。
歴代局長である▽范植谷・財団法人中国験船中心(CR)董事長▽周永暉・交通部観光局長▽鹿潔身前局長(昨年11月に引責辞任)──については、ATPの状態を運転指令所に伝える遠隔監視システムの配線が未接続となっていた問題を任期中に発見できなかったなどの理由で重い処分が下される。
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