ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中台貨物直航チャーター便、桃園〜上海・広州線を計画


ニュース 運輸 作成日:2008年6月23日_記事番号:T00008307

中台貨物直航チャーター便、桃園〜上海・広州線を計画

  
 23日付経済日報が報じたところによると、交通部は既に中台間の貨物直航チャーター便就航に向け計画立案に着手しており、桃園国際空港から上海および広州を目的地として設定しているもようだ。
  
 交通部関係者は貨物直航便について、「直航便の運航は国家の安全問題にも関わるため、部会(省庁)をまたいでの検討が必須」とした上で、7月初めに行政院大陸委員会(陸委会)に計画を提出し、速やかに部会間協議を進め、8月末の北京五輪終了後に中台協議での議題としたいとの考えを示した。

 現在交通部は、中国北部行き(華中、華北、東北の各都市)の直航便では沖縄と韓国済州島上空を経由して西に転じる最短ルートを検討しているとされる。中国側の同意が得られれば、このルートを採用することにより、桃園~上海の所要時間は80分となって週末直航便より70分短縮され、桃園~北京は同150分となり75分短縮される。

 交通部関係者は、対中協議が順調に進めば、貨物チャーター便は年内に就航でき、また馬英九総統が計画する年内の平日直航チャーター便も全て新しい最短ルートで運航できるとしている。