ニュース 電子 作成日:2019年4月19日_記事番号:T00083074
19日付自由時報によると、液晶パネル大手の友達光電(AUO)は、モトローラ・モビリティが第4四半期にも発売するとみられる同社初の折り畳み(フォルダブル)式スマートフォンに、パネルを供給するもようだ。
市場調査会社、IHSマークイットの謝勤益(デビッド・シェイ)シニアディレクターは、折り畳み式スマホはパネルメーカーにとってパネル面積が大きくなる利点がある一方、ハードウエアの開発、ソフトウエアの対応といった技術的問題があり、コストがかさんで販売価格を下げにくいことが普及の足かせとなると指摘した。今年の折り畳み式スマホ販売台数は100万台にとどまると予測した。
一方、先行するサムスン電子の「ギャラクシーフォールド」について謝シニアディレクターは、2枚の有機EL(OLED)ディスプレイを搭載したもので真の折り畳みスマホとは言えず、端末の厚みも増すと指摘した。
折り畳み式スマホの開発では、特定のメーカーとパネルメーカーがタッグを組む傾向がある。サムスンが自社製パネルを搭載する他、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、小米集団(シャオミ)は維信諾科技(ビジノックス・テクノロジー)と提携している。
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