ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年4月19日_記事番号:T00083078
科技部が所管する国家実験研究院(国研院)は18日、GPU(グラフィックスプロセッサー)大手の米エヌビディアと自動運転車の開発に関する提携意向書を取り交わした。科技部が整備中のエコ産業集積地「沙崙智慧緑能科学城(沙崙スマート・グリーンエネルギー・サイエンスシティー)」(台南市)内に設置された自動運転車の試験場「台湾智駕測試実験室(タイワン・カー・ラボ)」において、エヌビディアが開発した自動運転車を仮想環境で検証するためのプラットフォーム「ドライブ・コンステレーション」を提供し、部品メーカーやソフトウエア開発業者などが製品テストを実施できるようにする。19日付工商時報が報じた。
提携意向書を交わした両者。仮想環境での日常、悪条件、危険運転や通行人の動きのリアルなシミュレーションで、自動運転車の「感知」「判断」「制御」の各段階の開発が大幅に加速する(科技部リリースより)
陳良基科技部長は、エヌビディアが1億米ドルを超える資金を投じて開発した「ドライブ・コンステレーション」の提供で、台湾メーカーの自動運転関連商機獲得に向けた世界市場進出を後押しすると指摘した。
国研院の王永和院長は、将来的には台湾智駕測試実験室にエヌビディアの研究開発(R&D)リソースを導入し、同地を台湾における自動運転車の開発拠点としたいと語った。
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