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AI活用のうつ病診断器材、コンパルと台北科大が開発へ


ニュース 医薬 作成日:2019年4月19日_記事番号:T00083081

AI活用のうつ病診断器材、コンパルと台北科大が開発へ

 電子機器受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は18日、台北科技大学の研究チームと技術協力し、世界初となる人工知能(AI)技術を活用した脳波検査による、うつ病診断用補助器材の開発を手掛けるスタートアップ、「宏智生医科技」を設立したと発表した。早ければ来年末に製品を発売したい考えだ。19日付経済日報が報じた。

 宏智生医の資本金は6,000万台湾元(約2億1,800万円)でうち70%をコンパルが出資、台北科技大学の劉益宏副研発(R&D)長が率いる研究チームから技術提供を受ける。劉氏によると現在、診断の精度は81~83%まで向上しているという。

 台北科技大学はまた、宏智生医は将来的に、若年性アルツハイマー型認知症や注意欠陥多動性障害(ADHD)の脳波診断にも参入する可能性があるとの見通しを示した。