ニュース 建設 作成日:2019年4月19日_記事番号:T00083084
18日に起きた花蓮県を震源とするマグニチュード(M)6.1の地震で、台北市長安東路二段のビルが傾いたことに関連し、台北市政府建築管理工程処(建管処)は同日、現場調査を行い、建物に構造上の損傷はなく、安全性に問題はないとの判断を示した。建物の管理委員会は1週間以内に修復を終えると説明した。19日付自由時報などが報じた。
長安東路二段のビル。現場には規制線が敷かれ、徐国勇内政部長も駆け付けた(18日=中央社)
問題のビルは、隣のビルにもたれかかるように傾き、直後に100人以上が避難した。問題のビルが過去の大地震で要注意判定を受けていたとの情報もあったが、同処が否定した。
一方、台北市信義路四段でもビル「富貴角大廈」が傾いた。このビルは1999年の台湾中部大地震で要注意判定を受けていたが、建築士により、建物の傾斜率は約90分の1で、差し迫った危険性はないと判断された。
台北市には現在要注意判定を受けた建物が54棟あるが、法解釈の問題で行政が強硬な措置を取れず、改善や補強が進んでいない。
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