ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月19日_記事番号:T00083085
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)は、店舗内に薬局を併設する事業形態からわずか1年で撤退するとの情報が流れている。蘋果日報電子版が19日伝えた。
全聯は昨年、大統生技薬業集団と合弁で新会社「薬安康」を設立し、薬局併設事業に参入していた。同紙は従業員の話として、全聯が同事業から撤退し、関連従業員を解雇すると報じた。それによれば、4月中に全店舗の閉鎖と従業員解雇を進め、5月には本部も閉鎖されるもようだ。
全聯は「台北市と新北市で併設薬局の営業を取りやめるだけだ」として、全面撤退は否定している。
薬安康は当初、全聯の店内に薬局を1年目に50店、3年で200店、5年で400~500店のペースで開設する計画だった。しかし、出店はこれまでに28店舗にとどまっている。
また、全聯と大統生技薬業の合弁も頓挫し、全聯の林敏雄董事長が大統生技薬業の保有株を買い取り、薬安康の経営に当たっている状況とされる。
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