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作成日：2008年6月23日_記事番号：T00008309
富邦金、華東地区に事務所設置を申請へ
富邦金融控股の蔡明忠董事長は21日、上海および蘇州など中国華東地区での事務所設置について１カ月以内に行政院金融監督管理委員会（金管会）に申請を行うと表明した。 22日付工商時報が報じた。
蔡董事長はまた、香港子会社の富邦銀行（香港）による中国福建省の廈門商業銀行（アモイ銀行）への出資について、８月にも中国銀行業監督管理委員会から認可が得られるとの見通しも語った。
富邦銀行（香港）によるアモイ銀への出資は、既に董事会で決議され、アモイ市政府の認可を得ている。９月には台北富邦銀行の高朝陽総経理をアモイ銀に総経理兼董事として派遣する考えだ。
蔡董事長によると、富邦の出資後アモイ銀の資産規模は省銀行レベルまで成長する。福建省での支店開設も可能だが、当面はアモイ銀の体質改善に専念する考えだ。
