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総統選候補の支持率、郭台銘氏が首位に【表】


ニュース 政治 作成日:2019年4月19日_記事番号:T00083090

総統選候補の支持率、郭台銘氏が首位に【表】

 世新大学世論調査研究センターが18日発表した2020年の総統選挙の世論調査結果によると、野党・国民党の予備選挙への出馬意向を表明した鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が党の公認候補となった場合、民進党がどの候補を擁立するか、あるいは無所属で台北市長の柯文哲氏が出馬するか否かに関わらず、いずれの状況でも郭氏の支持率が首位となった。これは、従来国民党支持者からの出馬待望論が最も強い韓国瑜高雄市長と全く同じだ。19日付蘋果日報が報じた。

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 郭氏と現職総統の蔡英文氏(民進党)の直接対決となった場合の支持率は、郭氏が50.2%で蔡氏の27.1%を大きく上回った。前行政院長の頼清徳氏との直接対決となった場合の支持率も、郭氏が42.6%で頼氏の33.6%を上回るが、蔡氏の場合との支持率差は14.1ポイント縮小する。

 郭氏・蔡氏・柯氏の対決となった場合の支持率は、▽郭氏、35.6%▽柯氏、25.2%▽蔡氏、20.2%──で、郭氏・頼氏・柯氏の対決となった場合の支持率は、▽郭氏、32.1%▽柯氏、25.8%▽頼氏、23%──だった。

 なお郭氏と韓氏の支持率を比べると、郭氏が29%で韓氏の29.8%を0.8ポイント下回ったが、ほぼ拮抗(きっこう)している状況で、総統選への不出馬を宣言している韓氏が人気で独走していた状況が大きく変化したといえる。