ニュース 電子 作成日:2019年4月22日_記事番号:T00083096
ファウンドリー最大手台湾積体電路製造(TSMC)の半導体3次元集積化(3DIC)向け先進パッケージング(封止)技術について業界では、5ナノメートル以下の製造プロセスを採用するアップルの次世代プロセッサーに導入され、TSMCが引き続き受注を独占するとみられている。22日付経済日報が報じた。
TSMCの3DIC向け先進封止技術は2021年の量産開始が見込まれている。同技術を導入したアップルのプロセッサーは、人工知能(AI)や新型メモリーを統合するヘテロジニアス構造のIC実現に向けた準備段階の製品となると認識されている。
TSMCはこれまで受注状況や顧客に関するコメントを控えているが、3DICの封止は技術レベルが高く、主に最先端のプロセッサー、モデムチップ、高周波数メモリー、CMOSイメージセンサー、微小機械電子システム(MEMS)などの統合に利用され、こうした技術を必要とする企業は世界的大手に限られるため、アップルが最初の顧客となると予想されている。
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