ニュース 電子 作成日:2019年4月22日_記事番号:T00083099
IP(知的財産)ベンダーの晶心科技(アンデス・テクノロジー)は、ファウンドリー大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)からインメモリー・コンピューティング(ハードディスクを使わず、全てのデータをメモリー上に持つことにより、処理を高速化する技術の総称)関連の大型受注を獲得したとの観測が出ている。22日付工商時報が報じた。
観測によると、パワーチップは現在、次世代DRAMの研究開発(R&D)を進めており、将来的にDRAM上に演算チップを導入し、処理速度を向上させるとされる。
この演算チップにアンデスがオープンソースの命令セットアーキテクチャー(ISA)、「RISC-V(リスクファイブ)」ベースのプロセッサーIPを供与するとされ、年内の契約締結、権利金の支払いが見込まれている。パワーチップの次世代DRAMが数年後に量産に入った場合、アンデスにもたらされる権利金収入は相当な規模に上るとみられる。
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