ニュース その他製造 作成日:2019年4月22日_記事番号:T00083107
ガラス繊維大手、日東紡績は19日、グラスファイバー事業強化の一環として、昨年4月よりガラスクロスの製造・販売の協力企業、建栄工業材料(バオテック・インダストリアル・マテリアルズ、桃園市楊梅区)に対して株式の公開買い付け(TOB)、および私募株式の取得を進めた結果、株式47.65%を保有して持ち分法適用会社としたと発表。6月の株主総会を経て連結子会社化するとの見通しも示した。
日東紡によると、バオテックは電子材料用途や産業資材用途のガラスクロス製造する高い技術を持つ。第5世代移動通信(5G)など移動通信の大容量化の流れを受け、電子材料向けガラスクロスの需要が高まる中、日東紡は同社をグループに加えて高付加価値製品の生産委託を行うことで、台湾において製品の一貫供給体制を構築できると利点を説明した。
日東紡はバオテックの株式47.65%の取得に10億2,100万台湾元(約37億円)を費やした。従来、董事5人を派遣していたが、バオテックが6月21日に開催予定の定期株主総会で、日東紡の推薦する董事候補者7人が選任され、全12人の過半数を占める見通しだ。
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