ニュース 金融 作成日:2019年4月22日_記事番号:T00083110
金融監督管理委員会(金管会)は19日、生命保険大手の南山人寿保険に対し、台湾株への投資、為替取引などで6項目の過失があったとして、罰金180万台湾元(約650万円)の処分を下した。20日付聯合報が伝えた。
金管会は18日にも南山人寿が保険料の集金方式を変更し、訪問集金を取りやめたことについて、罰金600万元と経営幹部の職務停止という厳しい処分を下したばかりだった。
今回処分対象となった過失は▽台湾株への投資に際し、流動性など銘柄ごとのリスク指標に基づかず、株価の下振れリスクの判断も怠った結果、損失拡大を招いた▽2017年と18年に外貨に対するエクスポージャーが高まっても、為替リスク対策で積極的な改善措置を講じず、巨額の為替差損が生じた──などとするものだ。
南山人寿は金管会に業務停止を明示された許妙静総経理の職務代行に販路担当の責任者、范文偉氏を充てると発表した。
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