ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月22日_記事番号:T00083111
アマゾン・ドット・コムが今月末から5月初旬に台湾向け電子書籍ストアを開設するとの観測が伝えられる中、▽Google Playブックス▽楽天Kobo▽博客来▽Readmoo読墨▽Pubu──の既存ストア大手5社による価格競争が激化している。22日付工商時報が報じた。
Readmoo読墨は19日、3C(コンピューター、通信、家電)製品の複合商業施設、三創数位生活園区(台北市中正区)にコンセプトストアをオープンした(19日=中央社)
観測によると、アマゾンは台湾の出版社と書籍の提供について直接交渉しているため、ストア開設当初は繁体字中国語書籍の点数は限定的となると見込まれるが、知名度の高さとマーケティング力でシェア拡大を狙うとされる。
こうした中、地場業者のPubuは今月より、全書籍を31%引きで提供。さらに今後、発売を予定する独自の電子ブックリーダーやアップルのiPadなどタブレット端末を利用する「読み放題会員」向けに優待プランや購入割引を提供し、アマゾンに対抗する方針とされる。博客来は利用者の獲得に向け、電子書籍閲覧アプリを通じ、無料書籍100冊以上の提供を開始した。
また、業界最多となる繁体字電子書籍10万種以上を提供するGoogle Playブックスも近く、優待サービスを打ち出すとされる。
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