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聯成化学の環境配慮型可塑剤、年産能力6倍に


ニュース 石油・化学 作成日:2019年4月23日_記事番号:T00083125

聯成化学の環境配慮型可塑剤、年産能力6倍に

 無水フタル酸(PA)と可塑剤の世界大手、聯成化学科技(UPC)は▽高雄市の林園石化工業区▽中国・江蘇省泰州市▽中国・遼寧省盤錦市──の中台3工場で、水素化技術を利用した環境配慮型の可塑剤「ユニハイドロUN899」の年産能力を従来の4万トンから24万トンへと6倍に拡大した。新規生産ラインは4月末までに稼働を開始する予定だ。23日付経済日報が報じた。

 ユニハイドロUN899は2017年に開発した。当初は盤錦工場でのみ量産していたが、需要拡大を受け同工場の年産能力を8万トンへ倍増させ、高雄工場と泰州工場にそれぞれ年産能力8万トンの生産ラインを新設した。

 聯成化学の第1四半期売上高は153億6,500万台湾元(約560億円)で前年同期比13.2%増加した。ユニハイドロUN899の新規生産ライン稼働後、さらなる業績拡大が期待されている。