ニュース 電子 作成日:2019年4月24日_記事番号:T00083144
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、23日株価が前日比0.75%上昇、過去最高の268台湾元(約970円)で引け、時価総額は過去最高の6兆9,493億5,000万元に達した。株価がさらに2元上昇すれば、時価総額は7兆元の大台に乗る。24日付工商時報が報じた。
第一金証券投資顧問の陳奕光董事長は、TSMCは7ナノメートル製造プロセスの技術が成熟しており、下半期には5ナノプロセスでの量産を開始する他、来年はアップル向けに6ナノプロセスでの試験生産も開始する予定と指摘。また、3ナノプロセスも研究開発(R&D)中で、サムスン電子やインテルを1年以上リードしており、同社の株価は今後さらに上昇すると予想した。
陳董事長はさらに、アップルとクアルコムがスマートフォン向け通信半導体の特許使用料を巡る訴訟で和解したことで、両社を顧客とするTSMCが最も恩恵を受け、下半期にアップルの第5世代移動通信(5G)対応チップの試験生産を受注する可能性もあると指摘した。
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