ニュース 電子 作成日:2019年4月24日_記事番号:T00083148
第5世代移動通信(5G)の実用化に向け、通信キャリア最大手の中華電信が主導する「国家チーム」は23日、年次大会を開き、小型無人機など台湾製5G製品19件、革新的な応用サービス8件を公開した。24日付工商時報が伝えた。
沈栄津経済部長(右4)は「5Gの革新応用をリードすることが目標だ」と述べた(23日=中央社)
国家チームはまた、技術白書8点も明らかにし、同時に4つのイノベーションチームを創設した。▽半導体チップ▽モジュール▽端末▽周辺機器▽システム▽応用サービス──を網羅しており、台湾の5G分野での力量をアピールした格好だ。特に雷虎科技(サンダータイガー)の小型無人機、勤崴国際科技(キングウェイテック・テクノロジー)の自動運転車位置情報サービスなどが注目を集めた。
5G国家チームには産官学・研究機関など50のメンバーで構成されている。中華電信は第3四半期にも5Gの開放式実験室を設置し、設備の互換性テストを行う予定だ。
中華電信の鄭優前董事長は「5Gは今後10年間でとても重要な通信技術になる。台湾はこの機会を絶対に逃してはならない」と指摘した。
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