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陽光能源、ポリシリコンの環球半導体に出資


ニュース その他製造 作成日:2008年6月23日_記事番号:T00008315

陽光能源、ポリシリコンの環球半導体に出資

 
 中国の太陽電池素材メーカーで台湾・合晶科技(ウエハー・ワークス)系列の陽光能源控股(ソーラーギガ・エナジー)はこのほど、台聚集団(USI)が投資する太陽電池用ポリシリコンメーカー、環球半導体(USC)に7.5%を出資することを明らかにした。23日付経済日報が伝えた。
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 環球半導体は台聚集団などがマレーシアに工場建設を進めているもので、来年末にも小規模な生産を開始する方針だ。初期の生産能力は年3,000トンが見込まれている。

 一方、陽光能源は遼寧省錦州市に錦州日鑫、錦州晶技という新子会社2社を設立し、エピタキシャルウエハーの生産を拡大する。

 陽光能源は既に太陽電池用のエピタキシャルウエハーの生産で中国2位。錦州市では既に大規模な用地取得を完了しており、500メガワット(MW)以上の生産増を見込む。許祐淵執行長は「来年にも中国で業界1位を目指す」としている。

 陽光能源は台湾系企業の中で中国での国内販売比率が高く、シリコンウエハーの市場価格上昇に伴い、今年1~3月期の粗利益率は前年同期より8ポイント高い41%に達した。