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作成日：2008年6月23日_記事番号：T00008316
鼎元光電、ポリシリコンに参入へ
鼎元光電科技（タインテック）は、太陽電池モジュール事業への投資に続き、米国からの技術導入でポリシリコン工場を近く設立する。今年下期に試験生産に入りたい構えだ。23日付経済日報が伝えた。
新会社は資本金3,000万米ドルで設立済み。投資額は１億米ドルで、生産能力は年5,000トンを予定している。
鼎元光電は今後、発光ダイオード（ＬＥＤ）と太陽電池をいずれも事業の柱として成長させていく方針だ。
同社の傅佩文董事長は「ＬＥＤは既に成熟産業だ。これに対し、太陽電池はチャンスに満ちた分野で、太陽電池の最も川上の原材料であるポリシリコンの生産に参入することを決めた」と述べた。
同社が66％出資する頂晶科技（タインソーラー）も将来的にエピタキシャル結晶事業に参入するなど、生産の垂直統合に向けた動きが活発化している。
