台新国際商業銀行は韓国ハナ金融グループ系列のクレジットカード会社、ハナカードと提携し、韓国の決済アプリである「ハナメンバーズ」を導入した。24日付工商時報が伝えた。
台新金融控股の呉東亮（トーマス・ウー）董事長（右）とハナ金融グループの金正泰（キム・ジョンテ）会長（左）（台新銀リリースより）
台湾を訪れる韓国人観光客は、ハナメンバーズの会員であれば、台新銀の加盟店でバーコードによる代金決済が可能となる。台新銀による海外決済アプリとの提携は、中国の支付宝（アリペイ）、微信支付（ウィーチャットペイ）に続くものだ。
台新銀は2016年からハナ金融グループと提携関係にある。将来的には台湾人観光客が韓国のハナカード加盟店で台新銀の電子マネー「レッツペイ」による決済を行うことも可能になる予定だ。
