ニュース 金融 作成日:2019年4月24日_記事番号:T00083161
中央銀行(中銀)が23日発表した、政府系主要5行の▽台湾銀行▽台湾土地銀行(LBOT)▽合作金庫商業銀行(TCB)▽華南商業銀行▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)──による第1四半期の住宅ローン新規融資額は1,305億台湾元(約4,730億円)となり、2012年以来の同期最高を記録した。24日付経済日報が報じた。
政府系5行の3月の住宅ローン新規融資額は464億8,200万元で、前月比119億1,700万元の大幅増となった。中銀経済研究処の呉懿娟副処長は、2月は春節(旧正月)連休などで営業日数が少なかったことが主因と指摘。現在の不動産景気は「穏やかに成長している」と分析した。
一方、政府系5行の住宅ローン新規契約における3月の平均金利は1.627%と前月比0.011ポイント下落し、過去3カ月の最低を記録した。若年層のマイホーム取得支援を目的とする「青年安心成家方案」(青年安心マイホーム取得プラン)適用が全体の11.1%に1.5ポイント上昇したこと、台湾銀行が今年から公務員を対象に金利を1.56%に抑えた住宅ローンの提供を開始したことが主因だ。
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