ニュース その他製造 作成日:2019年4月24日_記事番号:T00083163
経済部統計処が23日発表した3月の工業生産指数は103.82ポイントで前年同月比9.88%下落、うち製造業生産指数は104.48ポイントで10.52%下落し、いずれも2012年2月以降で最大の下落幅となった。第1四半期の工業生産指数は99.07ポイントで前年同期比4.58%下落、製造業生産指数は99.74ポイントで4.8%下落し、いずれも11四半期ぶりの前年割れとなった。24日付工商時報が報じた。
3月の製造業生産指数のうち、電子部品業は105.53ポイントで前年同月比14.92%下落し、09年5月以降で最大の下落幅となった。うち半導体業は顧客の在庫調整と仮想通貨マイニング(採掘)向け需要の減少で108.44ポイントと21.29%下落し、液晶パネルと部品業は大型パネルの需要鈍化などで103.86ポイントと7.05%下落した。
この他は、▽機械設備業、105.21ポイント(前年同月比17.9%下落)▽自動車と部品業、92.65ポイント(14.59%下落)▽ベースメタル業、105.46ポイント(5.03%下落)▽化学原材料業、104.46ポイント(4.89%下落)──は下落した。一方、コンピューター・電子製品・光学製品業は127.01ポイントで、13.87%上昇した。
統計処は、6月まで工業生産指数の前年割れが続くと予想した。
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