ニュース 電子 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083173
サムスン電子は24日、メモリー以外の半導体事業に今後10年間で133兆ウォン(約13兆円)を投じると表明した。メモリー市場に加え、ロジック半導体分野でも主導権掌握を目指し、先進プロセッサーでインテルとクアルコムを、ファウンドリー事業で台湾積体電路製造(TSMC)を追い上げる姿勢を打ち出した。25日付経済日報が報じた。
サムスンの投資計画によると、133兆ウォンの内訳は、研究開発(R&D)費が73兆ウォン、設備投資が60兆ウォン。2030年までに製造およびR&D業務の従業員を1万5,000人増やす他、中小企業や大学、研究機関との提携を拡大し、新興技術の開発と人材育成を進める方針だ。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、ファウンドリー世界市場における18年上半期のTSMCのシェアは56.1%で、サムスンの7.4%に対し圧倒的なリードを保っている。一方、サムスンはメモリー市場では、同業をリードする地位にある。
ガートナーの統計によると、17年のメモリー以外の半導体の世界市場規模は2,900億米ドルと、メモリー市場の1,300億米ドルを大きく上回った。
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