ニュース 電子 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083175
証券会社によると、IC設計大手の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、第1四半期より京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)など中国のパネルメーカーにスマートフォン向け有機EL(OLED)パネル用ドライバICの量産、出荷を開始した。単月の出荷量は100万セットを超えており、テレビ向けを含めた出荷量は通年で1,000万~1,500万セットに達する見通しだ。25日付工商時報が報じた。
有機ELパネルは中国メーカーの生産本格化により価格が顕著に下落したことで、ハイエンドスマホへの導入拡大が見込まれている。ノバテックはこれまでに同パネル用ドライバICに大規模な研究開発(R&D)リソースを投じ、中国パネルメーカーからの受注に成功している。
業界ではまた、アップルが2020年に発売するiPhone新機種に引き続き有機ELパネルを採用する見通しで、ノバテックがドライバICのサプライヤーにリストアップされていると観測されている。
さらにノバテックは、テレビ向け有機ELパネル用ドライバICについても既にLGエレクトロニクスから認証を獲得しており、第2四半期中にも少量出荷を開始すると予想されている。
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