ニュース 電子 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083176
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)が24日発表した第1四半期純利益は25億9,000万台湾元(約94億円)で、前期比39.5%減、前年同期比39.2%減となり、過去6四半期で最低だった。大中華圏の需要低迷、同業他社の値下げなどが要因だ。25日付経済日報が報じた。
ヤゲオの第1四半期連結売上高は113億9,400万元で、前期比29.7%減、前年同期比3.4%増だった。粗利益率は44.8%で、前期比14.3ポイント下落、前年同期比6.6ポイント下落した。
同社は第2四半期について、受動部品価格の下落幅は縮小するものの、大中華圏の消費者向け電子製品の需要は上向いておらず、一部顧客が在庫調整を続けるとして、慎重な見方を示した。
同社傘下のインダクター大手、奇力新電子(チリシン・エレクトロニクス)の第1四半期連結売上高は36億9,700万元で、前期比10%減少、前年同期比20%増加した。純利益は3億2,400万元で、前期比15.1%減少、前年同期比24.3%増加した。
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