ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信、自社スマートスピーカー発売


ニュース 電子 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083178

中華電信、自社スマートスピーカー発売

 通信キャリア最大手の中華電信は24日、自社開発の人工知能(AI)音声アシスタントプラットフォーム「i宝貝」を搭載したスマートスピーカーを数量限定で発売した。2,790台湾元(約1万円)など。25日付自由時報が報じた。

/date/2019/04/25/01speaker_2.jpg中華電信は、「i宝貝」は台湾メーカーによる生産で、台湾語も通じると、ローカル化をアピールした(24日=中央社)

 同スマートスピーカーは音声操作で▽音楽▽童話の朗読▽ラジオ▽英語学習コンテンツ──を再生したり、天気や株価などの情報を確認できる。中華電信のマルチメディア・オンデマンド(MOD)サービス専用の音声操作リモコンと合わせて動画の再生も可能だ。将来的に特定のモノのインターネット(IoT)製品も操作できるようにする。

 中華電信はi宝貝、スマートスピーカー、コンテンツの開発で▽IC設計の聯発科技(メディアテック)▽電子製品受託生産の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽音楽ストリーミング配信の「KKBOX」──などと提携した。

 中華電信の謝継茂董事長は、東南アジアなど海外にも進出し、音声アシスタントを中心とするサービス「語意雲」事業の売上高を3年以内に10億元以上に引き上げると表明した。