ニュース 家電 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083179
建設業を主力とする宝佳集団が、電機メーカー、東元電機(TECO)の株式を大量取得しているとの情報があり、臆測を呼んでいる。現時点で宝佳集団の意図は不明だ。
黄会長(右)は24日、トルコアイスクリーム店「MADO」台湾1号店オープンの記者会見後、宝佳集団のTECO株取得についてコメントした(24日=中央社)
宝佳集団は近年、金融業、ハイテク分野、従来型産業へと事業の多角化を進めている。先ごろには他の株主と組み、エレベーター最大手、永大機電工業の経営主導権を獲得しているだけに、TECOへの投資目的が関心を集めている。
25日付経済日報によると、東元集団の黄茂雄会長は24日、「東元集団が東元電機の過半数株式を掌握しており、宝佳による持ち株比率2%を大きく上回っている。経営権への影響は懸念していない」と表明した。
その上で、黄会長は「宝佳は資産が豊富な企業を選び、株価が安い局面で株式を買い、サヤ取りを狙っているのではないか。宝佳にも彼らの商売のやり方があり、過度のコメントは避けたい」と述べた。
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