ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083180
工業技術研究院(工研院、ITRI)は24日、同院が開発した自動運転車を新竹市北区の南寮漁港内の公道で走行試験を行うことで新竹市政府と契約を結んだ。早ければ6月にも実施する。25日付中国時報が報じた。
林智堅新竹市長(中)は、工研院の自動運転車の試験走行距離は既に2,000キロメートルに達していることから、公道での実施を許可したと説明した(工研院リリースより)
工研院は昨年末、台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)で無人バスの試験運行を行ったが、このときは限られたエリア内のみだった。公道での走行試験はより複雑なため、自動運転技術の発展への貢献が期待できる。
工研院は同日、走行試験を行うSUV(スポーツ多目的車)タイプの自動運転車を公開した。自己位置推定と環境地図作製を同時に行うSLAMと呼ばれる技術や、ディープラーニング(深層学習)技術、高精度な3D(3次元)デジタル地図に信号情報や周辺の車両情報などを加えた「ダイナミックマップ」技術などを搭載しており、過酷な天候・環境下でも走行できる。
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