ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083185
昨年11月3日から台中市で開催していた台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)が24日閉幕した。入場者数は約725万人で、当初見込みの800万人を約75万人下回った。民進党の市議会議員は、盧秀燕市長(国民党)が1月から台中市民と全ての12歳以下の子どもの入場を無料としたために、台中花博は12億3,200万台湾元(約45億円)の赤字になったと批判した。25日付蘋果日報が報じた。
蘋果日報の調査によると、昨年11、12月の入場者数はそれぞれ約153万人、159万人で、3エリアのうちもともと入場無料だった豊原葫蘆墩公園(豊原区)の入場者数はそれぞれ約24万人、30万人だった。今年1月以降は残る2エリアで台中市民と全ての12歳以下の子どもの入場が無料となったが、全体の入場者数は1月に約113万人と前月比45万人以上減少した一方、無料入場者数は約41万人と10万人以上増えた。その後、全体の入場者数は2月に約119万人と約6万人増えたが3~4月は100万人未満に減少。一方、無料入場者数は毎月39万人以上に達したため、蘋果日報は1月からの無料化政策が赤字の原因と指摘した。
盧市長(中)は、台中花博は一定の成果を残したと言うにとどめ、林佳龍前市長および1万人余りのボランティア、協賛企業への感謝を述べた(台中市政府リリースより)
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