ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083186
競売大手のクリスティーズによると、同社のオークションで昨年、台湾人による落札総額が前年比85%増と国・地域別で最高の成長率を記録した。一部の台湾人コレクターが複数の著名な絵画を落札したことが主因だという。25日付経済日報が報じた。
台湾人コレクターがどの絵画作品を購入したかについてクリスティーズは明らかにしていない。昨年は、クロード・モネのスイレンを描いた作品『Nymphéas en fleur』が8,469万米ドルで、中国北宋時代の書家、蘇軾の『木石図』が18億台湾元(約65億円)で、水墨画と近代美術様式を融合させた中国出身の画家、趙無極(ザオ・ウーキー)の『14.12.59』が1億7,600万香港ドル(約25億円)で、いずれもアジア人によって落札されている。
クリスティーズによると、台湾はアジアでも最も成熟した競売市場で、落札者は転売目的ではなく、長期所蔵のために購入するケースが多い。また台湾のコレクターには、中国の骨董(こっとう)や書画、油絵が人気だが、ここ数年は印象派の西洋現代美術の購入が増えている。
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