ニュース 公益 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083188
行政院環境保護署(環保署)は24日、環境影響評価審査委員会大会(環評大会)を開き、台湾電力(台電、TPC)大林火力発電所(高雄市小港区)5号機(出力50万キロワット)の稼働延長に関する環境影響差異分析報告を承認した。25日付工商時報が伝えた。
大林発電所には当初1~6号機があったが、石炭火力の1、2号機は2012年8月に、石油火力の3、4号機は17年11月に撤去され、それに代わる新1号機が今年2月に電気事業免許を取得した。新2号機も今年6月までに免許を取得する見通しとなっている。
TPCは、新2号機の稼働開始時点で5号機を廃止する計画だった。しかしTPCは、5号機がガス火力発電で環境への影響は小さいことに加え、電力の安定供給を図る立場から、5号機の稼働年限を今年から22年末まで延長する方針に転換し、環境影響差異分析報告を提出していた。
環評大会は事業全体は設備更新を進めるものであり、明らかに大気汚染物質の排出削減につながるとして、同報告を承認し、5号機の稼働延長を認めることにした。
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