ニュース 政治 作成日:2019年4月25日_記事番号:T00083193
国民党中央常務委員会は24日、2020年の総統選挙の党公認候補を市民へのアンケート調査のみで決め、自薦・他薦の主要候補を対象に含める方針を確認した。これにより、現時点で最も人気を集めながら、予備選挙への不参加を明言している韓国瑜高雄市長を候補に立てることに道が開かれた。25日付聯合報が報じた。
総統選候補選定の方針を説明する欧陽龍国民党広報担当。特例のために「2020総統選挙提名特別弁法」を制定して推進する(24日=中央社)
李哲華・同党組織発展委員会主任委員は、アンケート調査は中央常務委員会の共通認識と強調した一方、出馬意向を持つ人物から意見を聴取し、最大公約数を探っていくと説明した。今後、5月22日にアンケート対象者の名簿を発表、5月末から6月初旬にかけて調査を実施し、トップとなった人物を7月28日の全国代表大会で総統選の党公認候補として指名する運びだ。
国民党の総統選予備選挙は本来、アンケート調査7割、党員投票3割で決定する。今回に限って党員投票は行わず、予備選挙不参加を表明した韓市長もアンケートの対象にするのは、韓市長の高い人気ゆえの異例の措置で、先に出馬表明を行っていた朱立倫前新北市長、王金平前立法院長は「不公平」と不満の声を上げた。
候補者決定のためのアンケート調査の対象者には、韓市長、朱前市長、王前立法院長の他、先週予備選参加を表明した郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業董事長が選ばれるとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722