ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年4月26日_記事番号:T00083205
自動車部品最大手、東陽実業廠の呉永祥総裁はこのほど、アフターマーケット(AM)での優位をさらに高めるべく、今年は新製品の開発に20億台湾元(約72億円)を投じると表明。特に水性下地塗料、軽量化、電気めっき、アクティブグリルシャッター(AGS)に焦点を当てた製品に注力し、速やかな認証取得を目指す。26日付工商時報が報じた。
呉総裁は、世界的に環境保護関連の規制が厳格化される中、東陽実業は水性下地塗料工法をAM向け部品業界で世界で初めて採用したと説明。バンパーの6割以上に導入している。
部品の軽量化では、プラスチックやアルミニウム合金を採用したフェンダー、エンジンフード、ラジエーター固定具など160項目を超える製品を開発した。
同社はまた、世界最大のAM向け電気めっき部品生産ラインを保有しており、ラジエーターグリルの年産能力は312万個と高い競争力を備えている。
この他、同社は相次いで高級車向けAGSを開発し、既に米国・日本ブランドの8車種向けに量産している。今後も18車種向けにAGSを開発し、供給する予定だ。
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