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華邦、本社を中科に移転


ニュース 電子 作成日:2008年6月23日_記事番号:T00008321

華邦、本社を中科に移転

 
 中部科学工業園区(中科)管理局は20日、華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)の本社が7月1日に中科に入居すると発表した。新竹科学工業園区(竹科)の大手半導体メーカーが本社を中科に移転するのは初めてのケースだ。21日付経済日報が報じた。

 華邦は先日、ロジック事業と6インチウエハー工場を分割して、新会社「新唐科技」を竹科に設立することを決めている。中科に移る本社は今後、メモリーの生産・設計を専門に行う。同形態のメーカーは、力晶半導体(PSC)、南亜科技、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)に続き、域内で5社目だ。

 華邦の中科の12インチウエハー工場は現在月産3万1,000枚で、90%以上が80ナノメートル製造プロセスとなっており、70ナノプロセスも増加を続けている。同社は65ナノプロセスの埋め込み型ワード線技術の移転について独キマンダと契約しており、今年の年末より12インチウエハー工場で生産に入る。