ライブ配信アプリ「17直播（17ライブ）」を展開するＭ17エンターテインメントは25日、ライブ配信による通販サービス「ハンズアップ挙手購物」を開始すると発表した。26日付工商時報が伝えた。
潘杰賢執行長は25日、今年第１四半期に黒字に転換しており、規模が大きくなれば、収益率も上がると指摘した（25日＝中央社）
当初は台湾市場を主体に展開し、日本や東南アジアへの進出も見込む。今年はライブ通販による取引総額（ＧＭＶ）を100億台湾元（約360億円）と予想している。
ハンズアップはソーシャルメディアとの連携が特徴だ。消費者はライブを配信する配信者のＬＩＮＥ（ライン）グループやフェイスブック（ＦＢ）上のファンページに加入。ライブ配信時にはソーシャルメディアに登録した消費者に専用サイトのＵＲＬを通知し、消費者はソーシャルメディア上に「＋１」と書き込むだけで注文が完結する。
潘杰賢執行長は「８カ月の試験運用で3,000人の売り手が集まった。今後は他の電子商取引（ＥＣ）プラットフォームとの連携も進める」と説明した。
