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台北で夕暮れの絶景予報、29日から8日間


ニュース 社会 作成日:2019年4月26日_記事番号:T00083222

台北で夕暮れの絶景予報、29日から8日間

 本欄で先月、大通りのビルとビルのちょうど間を夕日が沈むニューヨークの幻想的な光景「マンハッタンヘンジ」と同様のシーンが台湾の嘉義市でも見られるとの話題をお伝えしたが、今月29日から8日間、今度は「台北ヘンジ」が出現する。

 交通部中央気象局はこのほど、3月の「嘉義ヘンジ」に続き、台北市のヘンジに関する予報を公式サイト上に掲載した。これによると、今回、夕暮れの絶景が見られるのは市中心部を走る大通り「忠孝東路・西路」(新生高架より西)と万華区の「峨眉街」(西寧南路より西)の2カ所だ。

 「ヘンジ」が始まる時刻は、忠孝東路・西路が▽4月29日、午後5時59分▽30日、午後5時56分▽5月1日、午後5時53分▽2日、午後5時50分▽3日、午後5時47分──、峨眉街は▽5月2日、午後6時00分▽3日、午後5時58分▽4日、午後5時56分▽5日、午後5時53分▽6日、午後5時50分──で、毎回20分ほどをかけて太陽が沈んでいく。ビルの谷間にきれいに夕日が浮かび上がる光景が見られるのは10分程度だという。

 長年にわたりヘンジ現象を撮影しているカメラマン「愛心夢」さんによると、忠孝東路・西路、峨眉街のうち、通りの両側に高層ビルが立ち並ぶ忠孝西路が比較的撮影に適している。絶好の撮影ポイントとしては、「台北天成大飯店(コスモスホテル台北)そばの歩道橋の上」を挙げた。この他、鑑賞ポイントとして忠孝東路と西路の分岐点である「台湾公路原点」やコスモスホテル横、台北駅前を推奨した。

 「愛心夢」さんは、ヘンジを撮影したいのであれば、発生時刻の1~2時間前に撮影スポットに到着して場所を確保し、300~500ミリメートルの望遠レンズと三脚を使用すれば美しい写真を撮れるとアドバイスしている。さらに数時間にわたり直射日光を浴び続けることになるため、日よけになる道具や飲料水を忘れないよう注意を促した。

 台北市では29日から30日にかけて安定した天気が続くものの、5月1日以降は前線が近づき、雨が降る可能性が高いと予想されている。