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「台湾は新たな投資が不足」、郭台銘氏が認識


ニュース 政治 作成日:2019年4月29日_記事番号:T00083247

「台湾は新たな投資が不足」、郭台銘氏が認識

 2020年の総統選挙に向けた国民党予備選に出馬を表明し、一挙手一投足に注目が集まる鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は26日、「台湾の産業に欠けている要素は5つ(水、電力、土地、労働力、人材)だけでなく6つある」と述べ、「新たな投資が欠けており、台湾は競争力と機会を失っている」と指摘した。27日付経済日報などが伝えた。

/date/2019/04/29/17gou_2.jpg郭董事長(左前)は26日、新竹科学工業園区(竹科)を訪れ、ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の宣明智栄誉副董事長(右)などと会談した(26日=中央社)

 郭董事長は今後2カ月をかけ、ハイテク業界だけでなく、機械産業や農業、さまざまな業界団体などを回る「意見傾聴の旅」に取り組む計画だ。

 郭董事長はまた、25日に「後宮(后妃)は政治に干渉すべきではない」と発言したことについて、不快に思った人には謝りたいとし、「伝えたかったのは、誰が権力を握るにせよ、清廉さを守り、家族や友人が方針決定に影響を与えてはならないという意味だった」と釈明した。そして、「家出」していたという曽馨瑩夫人が戻ってきたことも明かした。