ニュース 電子 作成日:2019年4月30日_記事番号:T00083252
液晶パネル用偏光板大手、誠美材料科技(CMMT)は29日、2018年決算資料を再提出し、株式上場廃止の危機を回避した。30日付経済日報が伝えた。
CMMTを巡っては、子会社「茂豊」が在庫として保有していた酸化インジウムスズ(ITO)導電膜に市場価値がないとの指摘があったが、茂豊の在庫は全て損失処理された。これにより、18年の1株当たり純損益は当初の0.11台湾元(約0.4円)の黒字から0.98元の赤字に転落した。
CMMTの18年決算について、監査法人はCMMTと債権銀行の交渉が続く間、監査意見の表明を引き続き見送っており、株式市場では信用取引禁止銘柄の指定が解除されていない。
政府系銀行関係者は、CMMTに対する与信枠などについて速やかに交渉を行うとし、同社に対する以前の融資枠を復活させることに前向きな意向を示した。
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