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しょうゆの金蘭食品、東南アジアなど強化へ


ニュース 食品 作成日:2019年4月30日_記事番号:T00083257

しょうゆの金蘭食品、東南アジアなど強化へ

 しょうゆ製造販売の最大手の老舗、金蘭食品の鍾淳名董事長は、今後は東南アジアなど海外市場の開拓を強化し、海外売上高を現在の約10%から引き上げると表明した。30日付工商時報が報じた。

 金蘭食品の輸出比率は約10~12%。鍾董事長は、同社は2年前に過去最大規模の生産能力拡大を完了したと説明。今後は中華圏、北米、欧州の既存販路を維持する他、しょうゆを使用する習慣がない国・地域の開拓が最も重要になるとの見方を示した。

 金蘭食品の台湾での業務用シェアは50%以上、小売りシェアは20~30%。年間売上高は約20億台湾元(約72億円)と6年前の15億元から増加したが、台湾では市場の飽和で業績が伸びにくくなっている。