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作成日：2008年6月23日_記事番号：T00008326
中華電信がＴＯＴと提携、タイＡＤＳＬ市場に参入
中華電信は、タイ最大の通信業者、ＴＯＴ（旧タイ電話公社）と三角合弁方式で新会社を設立し、同国のＡＤＳＬ（非対称デジタル加入者線）市場での商機獲得を狙う。ＴＯＴがＡＤＳＬ設備を提供し、中華電信はネットワーク管理に関するリソース、および台湾の通信機器メーカーを通じたエンドユーザー設備の提供を行う。投資額などの詳細は未定だが、同社は下半期中には決定したいとしている。23日付蘋果日報が報じた。
中華電信は、以前にもＴＯＴのＡＤＳＬ事業への関与を目的に中華電信が実験システムの構築を行ったことがある。しかし、同国のクーデター発生によりＴＯＴの人事が入れ替わったため、投資計画は立ち消えとなっていた。
ＴＯＴが中華電信のＡＤＳＬ分野での事業経験を吸収したいと求めており、今回の新たな提携計画では同領域に的を絞る。
