ニュース 金融 作成日:2019年4月30日_記事番号:T00083261
5月1日から総合所得税(個人所得税)の確定申告が始まるが、銀行業界は所得税のクレジットカードによる納付で顧客獲得にしのぎを削っている。30日付蘋果日報が伝えた。
所得税のクレジットカード払いでは、多くの銀行では一括納付時の手数料は免除で、▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)▽永豊商業銀行▽台北富邦商業銀行▽彰化商業銀行(CHB)──は最高12回分割返済の金利をゼロに設定した(金額、対象カードなどに一部制限あり)。中信銀はさらに、上級カード会員に0.3%のキャッシュバックを上限なしで行う。他行でもキャッシュバックやコンビニエンスストア商品券での還元を行うケースが多い。
昨年の総合所得税納付時のクレジットカード利用は106万件で、平均納付額は7万8,825台湾元(約28万5,000円)だった。クレジットカードは既に納税手段として定着しており、銀行にとっても顧客囲い込み手段として活用できるメリットがある。
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