ニュース 政治 作成日:2019年4月30日_記事番号:T00083268
2020年総統選挙に向け、国民党予備選に出馬を表明している鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長がこのほど、「軍備調達は購入という目的ありきで購入すべきではない。国防は平和に頼るべきだ」「中国人が中国人をなぜ攻撃する必要があるのか」などと発言したことが波紋を広げている。
蔡総統は、自主防衛のための装備建造、研究開発を進めるとともに、不足する部分は海外から購入すると強調した(29日=中央社)
30日付蘋果日報によると、蔡英文総統は29日、「中国の習近平国家主席は台湾への武力行使を放棄したことはない。郭氏の発言は中国に聞かせることの方が適当だ」と皮肉った。その上で、「どの国の人であれ、武力で平和を破壊すべきではないという点には郭董事長も同意するのではないか」と述べた。
また、頼清徳前行政院長は「それでは座して死を待つようなものだ。中国は台湾への武力攻撃を放棄しておらず、台湾併吞(へいどん)のプロセスは既に始まっている」と批判した。
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