ニュース その他製造 作成日:2019年5月2日_記事番号:T00083292
台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した3月の製造業景気信号指数(速報値)は9.53ポイントで、前月比0.06ポイント下落し、製造業景気信号は5カ月連続で「青(後退)」となった。中央社電が伝えた。
台経院は、3月は原油価格の上昇が続いたが、世界の需要は依然弱く、営業日数も前年同月より少なかったため、製造業景気信号指数は前月比で下落したと指摘。ただ、わずかな下落だったことから、景気の底打ち感が見られ、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資も相次いでいるため、今後は台湾の経済成長が期待できるとの見方を示した。
3月の製造業景気信号指数を構成する5項目のうち、経営環境は前月比0.11ポイント上昇したが、需要は0.07ポイント下落、コストは0.05ポイント下落、販売価格は0.04ポイント下落、原材料投入は0.02ポイント下落した。
製造業の大きな割合を占める電子・部品業の景気信号は、5カ月連続で「青」だった。半導体の在庫調整、仮想通貨マイニング(採掘)向け需要の急減などが影響した。
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