ニュース 運輸 作成日:2019年5月2日_記事番号:T00083295
停電や水漏れなどのトラブルが相次いでいる桃園国際空港の運営会社、桃園国際機場公司は1日、施設の点検報告書を発表した。施設の老朽化とバックアップシステムの不備をトラブルの原因に挙げ、2032年までに第3滑走路、第3ターミナルの建設と合わせ、第1、2ターミナルの電力、排水システム、既存滑走路・誘導路の改修やメンテナンスの強化などに合計約2,000億台湾元(約7,200億円)を投じる計画だ。2日付聯合報が報じた。
桃園国際機場公司維護処の孫宏彬処長は、桃園空港でブレーカーが落ちるトラブルが相次いでいるのは、使用年数20年以上の老朽化した電源装置を使用していることが原因と説明。装置の改修・交換を進める他、22年までに東西両側に変電所を新設し、電力供給の安定度を高めると説明した。
また、排水トラブルについては、空港利用客が排水管に異物を詰まらせることが主な原因で、専用設備により異物の取り除き作業を短時間で行う他、四半期ごとの排水管清掃、排水管の状態を把握するための情報システム構築で対応する計画だ。
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