ニュース 公益 作成日:2019年5月2日_記事番号:T00083296
デンマークの洋上(オフショア)風力発電大手、エルステッドは30日、彰化県沖の風力発電所計画について、投資の実行を最終決定したと発表した。経済部の電力買い取り価格引き下げ方針を受けて、今年1月中旬には、撤退もあり得るとの考えを示していた。1日付工商時報が報じた。
エルステッドは、経済部が1月30日に発表した洋上風力発電の電力買い取り価格、1キロワット時(kWh)当たり5.516台湾元(約19.9円)に基づき、4月22日に台湾電力(台電、TPC)と電力の売買契約を締結した。
経済部も同社が提出した計画を承認しており、5月に陸上での作業を開始し、2021~22年に完工する見通しだ。
事情に詳しい政府関係者によると、エルステッドは▽台湾域内サプライヤーの溶接技術者の育成に協力する▽21年までにナセル(風力を電力に変換する装置)の台湾生産化を実現する──などの条件で、経済部能源局(エネルギー局)の承認を受けたとされる。
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