ニュース 電子 作成日:2019年5月3日_記事番号:T00083305
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)傘下の矽品精密工業(SPIL)の林文伯(バウ・リン)董事長は2日、半導体景気について、最悪の時期は過ぎたとの見方を示した。3日付経済日報が報じた。
林董事長は、米中貿易戦争など国際動向や為替相場により、原材料価格が変動、最終需要が減退、企業が投資に慎重になるなど今年の世界景気は不安定だと分析した。DRAM価格は10%下落し、生産額も大きく減る中、「誰もが悪いと感じるときが景気の谷底だ」と指摘した。現在は電子製品の受注が戻りつつあり、状況は徐々に改善し、下半期は半導体景気が改善すると予測した。
林董事長の景気予測は定評があり、昨年4月のASEH傘下入りまで開催されていたSPIL単独の業績説明会で毎回注目されていた。
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